人とともに歩んだ自然の価値2023年08月20日


魚
自然を始めとする多様性は地形や気候など多様な場と交流する楽しさをもたらす。
人の中にある多様性を気づかせ、交流の幅を拡げる。自分が拡がる。
地球の自然は人よりずっと長い歴史の中で生きてきておりその価値も評価されている。

一方人とともに歩んだ自然の時間は比較するとずっと短い時間だが人の肉体的、精神的変化(進化と言われることがおおいようだが)のなかで分かちがたく繋がってきた。
人は大雑把には生まれた命は生をまっとうする。もう以前のように適者生存では進化しないという前提で過去から今に至る環境への対応を決まることになる。
過去に口にした栄養、毒素対応して発達した味覚や視覚、嗅覚、危険な獣や敵対部族への対応で得た距離感、複雑な地形を移動する中で得た身体性今の人の生活には鮮明には現れない経験を経た生き物として「変化・進化」し、習俗、文化をまとってきた。
そんな人はこれから容赦なく刻まれる時のなかで今後をどういきたらいいのだろう。
人が自然環境などの周りの環境の変化など小さな問題に見えるほど大切にこだわり続けねばならないもの(障害者といわれる人、多数の人にとって社会の安定を揺るがす少数の人たちへの人として共有できる対応)をもちつづけておれるだろうか。
人自身の自然性という意味で人の自然性は更に高く評価されていいのではないだろうかと思う。